S60 2ndでは Psion 時代の常識がほとんどそのまま通用したのですが、UIQ3 ではあまりにも勝手が違うので、やはり見る必要があるだろうということで買うべきかどうか悩んでいたのだけど、結局買いました。
カーネル内部の話も読物としては面白いです。
ここの本で EKA2 の他にない特色として誇張してるわりには、組み込み系のOSだったら当たり前のように昔からやってることもあったりと、、、、なんとも微妙な面はあるのですけどね。
技術的な内容よりもスタンスとして EKA2上でアプリを書くなら読んでおいたほうがいいんでないかなぁという記述が結構見受けられます。EKA1 とは一般アプリもスタンスを変えなきゃいけない箇所がいくらかあるようです。
また少量ですが、セキュリティモデルの変化についても触れてますのでプログラマでなくとも、S60 3rdや UIQ 3 の端末を使う人は軽く読んだほうがいいかもしれません。まだ軽く目を通しただけですが 804NK で未署名アプリのインストール方法を模索するのは、まるっきり不毛な事なのだというのを納得せざるをえませんね。
軽く読むには値段が高するのですけど、、、
2006年8月30日水曜日
Symbianカーネル本
2006年8月18日金曜日
2006年8月17日木曜日
courier-imap が起動しない
gentoo で動かしてる courier-imap が起動しなくなった。
よくわからないのだが init.d のスクリプトから起動すると駄目だが 直接起動させると普通に動く。
こちらの情報によれば、~x86 なパッケージを使えば良いということなので、とりあえず更新
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4.0.4 にしてみた。動くようにはなったが、、バグをなおしたというより なんか init スクリプトで start-stop-daemon を使わないようにしただけのような、、、、
それはそれで良いの?
2006年8月15日火曜日
2006年8月13日日曜日
2006年8月8日火曜日
SymbianOSの常識
My Symbian のフォーラムに書かれていたのを今ごろになって読んだのだが、今出荷されてる SymbianOS9 の端末(S60 3rdも UIQ3も含む)では、ROM に NAND フラッシュが使われてるらしい。
SymbianOS の仕様から考えるとNORフラッシュが当たり前なので、かなり意外な選択なのだが NANDフラッシュを使っていると言われたら空きメモリがあれだけ少ないのも合点がいく。(少ないとはいっても 702NK/NK2 世代と比べれば十分多いのだけれど、、、)
SymbianOS ではZドライブ(ROM)は本来マスクROMを使うことを想定しており、Zドライブはファイルシステムであると同時に、メモリ空間上にマップされておりダイレクトにアクセスすることが出来る。
結果としてZドライブに置いたアプリのコード領域はRAMにコピーされずにそのアドレスのまま実行されるのでその分のメモリは、RAMを消費しない。
NANDフラッシュを使ってしまうと実現不可能とまでは言えないにしても、メモリ空間にマップするのは非常に困難でコスト的に考えれば事実上無理なのでなのでこれは実現できない。
ROM内のアプリであっても他のドライブのアプリと同様、一旦RAMにコピーしてから実行することになる。当然メモリ消費はそのぶん激しくなる。
フラッシュよりはRAMのほうがアクセスが速いというのがあるのか、NORよりNANDのほうが省電力というだけの理由なのか。たしかにメリットがあるのはわかるのだけれど、SymbianOS9 はいろんなところで EPOCからの常識がくつがえされるのだなぁと思わされる話。
2006年8月3日木曜日
freeware 向けの Symbian signed
My-Symbian のフォーラムを読んでると freeware向けの Symbian-signed プログラムは対応が異常に遅いらしい。三週間まっても何の返答もないとか。
Symbian-signed は品質チェックも含む試験があるわけで、これを無償で運用できる体制ととのえきれてなかったんだろうなぁ。