2005年7月3日日曜日

M1000

普通に出たようですね。
702NK のようにインストール制限加えることもなく、素に近い状態の UIQ 端末として。
国内で使い易いようにするため コネクタ形状を FOMA に合わせるのも改良といって良い話でしょう。
過去に データスコープなどは出してたわけですが、i-mode によって世界で最もクローズドな オペレータである DoCoMo が、こうもオープンな端末を出してくるってのは不思議なことです。

702NK の Series60 はスマートフォン用の UI/OS ですが、あくまで電話メイン。かたや M1000 の UIQ は、同じ SymbianOS でも PDA寄りの UIデザインで「スマートフォン」の持つイメージや機能は、よりはっきりします。
702NK でも、M1000でも WORDや EXCEL のファイルは開けるし編集もできますが、702NK ではその部分が売り文句になっていません。一般顧客向けの宣伝としても、M1000 は「スマートフォン」、702NK は「海外端末」なんですよね。

ユーザー任意でアプリが追加できることも認め。ユーザー責任で入れるよう(DoCoMo はおかしくなったらフルリセットしろと言ってます) スマートフォンであることを明確にして、自己責任による自由度の高い端末もユーザーの選択肢に入れてしまったわけです。
vodafone では、従来の販売形式、サポート体制を維持するために公式には認めないという消極的な売り方しかできなかったのとは対照的です。このあたりが、トップになる企業と、そうでない企業の差でしょうか。

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