2009年2月27日金曜日

DR1000S 日本語PDF(フォント非埋め込み)表示に対応

変更内容はフォントを埋め込んでいない日本語の PDF も表示できるようにしたこと。日本語を扱うときに困る点は、これで全て解消されたはず。

ただし明朝とゴシックの2書体を、ちゃんと区別できるようにすると、とてつもなく不安定になるので、明朝の部分もゴシックで表示する。この状態だとPDF を開くのが遅くなるのだが、不安定というほど動作に支障はない。

本当は IPA フォントで公開したかったのだが、IPA フォントから一部の書体だけを抜き出したものの再配布は認めてないと正式に回答をもらってしまったので、モナーフォントでパッケージを作成している。書体の読み易さ、美しさの点で、モナーフォントより IPAフォントを使うのがお勧めなのだが、DR を買うような人種ならパッケージの中身を見て、自分の好きなフォントに差し替えることに悩むとは思えないので良しとする。

フォントを入れかえる場合の注意点は フォントから EBDT と EBLC は削除して適用すること。ビットマップが用意されているサイズの文字は、画面によって表示されないことがある。

2009年2月24日火曜日

DR1000S のPDF

フォント埋め込みでない PDF でも日本語の表示ができるようになったのだが現状は公開を控える。

というのも本体メモリと比較してフォント用にメモリを食いすぎるためか、やたらと不安定になる。標準のままなら普通に開けるファイルも開けなくなるし、ScanSnap で作った画像だけの PDF でも、開くときの待ち時間が数倍になる。唐突に uds が落ちたかと思うとctb まで反応しなくなったり。

実験レベルで表示できることは確認できたが、とても実用には耐えないという状態。もう少しなんとか工夫をしてみるけど、これは厳しいかな。

おそらく iLiad でも同じ方法でフォントを埋めこんでないPDF の表示はできるようになるはずだが、手元には正常に動作する iLiad がないので確認はできていない。(そもそも iLiad が正常に動いてたら、まだ DR 持ってなかった)

最近、DR1000S のネタばっかりだな。

2009年2月23日月曜日

DR1000S 日本語化パッケージアップデート2

パッケージを更新しました。

変更内容は、以下のとおり

  • フォントの変更
  • 一部翻訳の修正
  • テーマの修正

フォントについては、IPA UIゴシックからビットマップを削ったものを入れてましたが、これは再配布のライセンスに違反してたので、修正しても再配布の可能なモナーフォントに変更しました。(ビットマップテーブルを落としています)

一部のウインドウで日本語の文字列が正しく表示できないケースがあったので、ウインドウマネージャのテーマファイルを変更しました。日本語化パッケージのベースにした ロシア語版での変更と同じです。



前述のとおり、先に公開していたものは、IPAフォントの再配布規定に反するものだったので、公開を停止します。

2009年2月19日木曜日

DR1000S 日本語化パッケージアップデート

変更点

  1. 意味が通らない翻訳の箇所を一部修正
  2. EUC/SJIS/JIS の gconv モジュールを追加

フォントを入れるだけだと UTF-8 のテキストしか表示できないが gconv のモジュール追加で EUC/SJIS/JIS のファイルも表示が出来るようになった。

SDK でモジュールをビルドしなおしたものではなく、ARM Linux 向けに ipkg で公開されてるパッケージから抜きとったもの。glibc については iRex で修正してないみたいなので、たぶん問題ない。

 

適用方法は前の版と同じ。前の版が入ってる状態でも、そのまま上書きで適用してしまって問題ない。

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初期バージョンは公開を停止しました。
新しいものを参照してください。
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DR1000S 用 日本語化

先にあげたエントリの問題が解決したので公開。
適用手順

  1. ZIP ファイルを SD カードの /Programs/ に展開
  2. DR上 で、Home/Documents/Programs を開いて、Install Japanese support をクリック
  3. しばらくすると自動的に再起動。
立ち上がった段階で日本語になるはずだけど、なっていない場合は、Setting/Device の言語選択で「日本語」を選ぶ。
アンインストールする場合は、英語など元から入っているロケールを選んでから Home/Documents/Programs  の Uninstall Japanese support を実行

po ファイルを翻訳しただけで、ソース追いながら使われる位置を確認しながら訳してない。そのため直訳になって意味が通じない場所もあるはず。訳語の統一も意識してないので、多分へん。
公開する以上、時間のある範囲では修正するので気になるとことは twitter でも、メールでも、blog のコメントでも指摘くだされ。

というわけで、パッケージのダウンロードはこちらから
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初期バージョンは公開を停止しました。
新しいものを参照してください。
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注意点:
「日本語化」によってファイル名の日本語表記だとか、設定やメニューが日本語になるけれど、フォントを埋め込んでいない PDF の表示はできません。 PDF の表示は別の世界でやられてるので、このパッケージの対象範囲外です。
Mobipocket や UTF-8 のテキストは表示できるようになるはずです。

2009年2月18日水曜日

忙しいときは(関係ないことが)はかどる

ムシャクシャしてやった。今は(まだ)公開できない。

0902180039

0902180041 

0902180043 

ひととおりの翻訳は、やったのだけど、反映されるアプリとされないアプリがあって原因が不明。

2009年2月8日日曜日

フレッピア

錦糸町で見られるようなので、見に行ってきた。。

DR や iLiad も製品としての熟成度は低いが、それと比較しても完成度が劣る。今回のような店頭置きに絞るにしても、まだまだという状態で、市販するにはかなりかかりそう。

まず、ディスプレイ表面の加工。ガラス面の映り込みが激しく、何が画面に出ているのか読めまない。電子ペーパーなら、視野角の広さなど「印刷物」の感触があるはずなのだが、角度によって色合いも微妙に違っているし、表面のガラスのおかげで、向きを変えながらでないと、とても文字は読めない。

当然バックライトのようなものは無いのだが、画面がとても暗い。コントラストが低いのもあるかもしれないが、ガラス表面が光を反射しすぎて、電子ペーパーの部分に光が届いていない感じ。

この大きさなのに解像度が低くドットが荒いため、15インチVGA の画面を見てるときのような ドット が気になる。表面の加工のせいというのもあるが、電子ペーパーらしさは感じない。

表示は、かなり遅い。1ラインずつ書かれているという感じ。本を読むには辛いが、こういう店頭で使うには許せる速度かも。

ソフトは専用に作られていないのかPDF のスクロールなんかをやらせると、再描画が何度も繰り返される。(クリップ範囲の移動とか部分描画とか、液晶ならちらつきを抑えるために必須の処理) ここは専用のソフトにすれば解決する問題なのだが、デモとしては、これはいけてない。

 

と、気になった部分がかなりあるのだが、液晶と区別がつかないぐらいの発色できているのだから、これで電子ペーパーらしく、表面加工も映り込みを気にしなくてよいようなものになれば、かなり面白い製品になるんじゃなかろうか。

まずは、たぶん表面のガラスを変えるだけで、かなり印象が違う製品になるだろう。

 

DRよりさらに大きい。持ち運ぶのは無理っぽい。

Flepia1

厚さは、DR とほぼ同じ。

Flepia2

ページ書き換え( 動画 )

 

DR との比較では、大きさがわかりにくいので、大きさ比較の基準になる iLiad と。

Flepia3

2009年2月5日木曜日

DR1000Sアップデート

昨年末にリリース予定だったアップデートですが、ようやく公開されました。

今回の目玉は、

  • タイマーによる自動スリープ/シャットダウン
  • カスタマイズ可能なツールバー
  • レンダリングの高速化

といったところ。

まずは iLiad からリブートの遅さが弱点だったのだが、スリープでかなり改善されそう。フラッシュへのハイバーネーションも将来の予定には入ってるみたいなので、それが入れば滅多にリブートすることもなくなるかな?

ツールバーは、それほど期待してなかったのだけど、メニュー開く必要がなくなって、かなり使い勝手が良くなってる。

 

SDK の VMWare イメージも公開された模様。

2009年2月4日水曜日

CMR-350

今年最初のガジェット(?)は、モバイルルータ CMR-350 

cradlepointの CTR-350 ではないです。ヨドバシのワイヤレスゲートで売ってるやつの縛り無し版。

中身は Linux が動いてるらしく、USBメモリ差して、samba/ftp のサーバーにしたり、カメラやプリンタつないだりもできるらしい。モバイルルータとしては、あんまり使う機能とは思えんけど。

 

出張の宿泊先で使うためにゲットしたんですが、、、、最近不景気だから仕方ないか。