2009年2月8日日曜日

フレッピア

錦糸町で見られるようなので、見に行ってきた。。

DR や iLiad も製品としての熟成度は低いが、それと比較しても完成度が劣る。今回のような店頭置きに絞るにしても、まだまだという状態で、市販するにはかなりかかりそう。

まず、ディスプレイ表面の加工。ガラス面の映り込みが激しく、何が画面に出ているのか読めまない。電子ペーパーなら、視野角の広さなど「印刷物」の感触があるはずなのだが、角度によって色合いも微妙に違っているし、表面のガラスのおかげで、向きを変えながらでないと、とても文字は読めない。

当然バックライトのようなものは無いのだが、画面がとても暗い。コントラストが低いのもあるかもしれないが、ガラス表面が光を反射しすぎて、電子ペーパーの部分に光が届いていない感じ。

この大きさなのに解像度が低くドットが荒いため、15インチVGA の画面を見てるときのような ドット が気になる。表面の加工のせいというのもあるが、電子ペーパーらしさは感じない。

表示は、かなり遅い。1ラインずつ書かれているという感じ。本を読むには辛いが、こういう店頭で使うには許せる速度かも。

ソフトは専用に作られていないのかPDF のスクロールなんかをやらせると、再描画が何度も繰り返される。(クリップ範囲の移動とか部分描画とか、液晶ならちらつきを抑えるために必須の処理) ここは専用のソフトにすれば解決する問題なのだが、デモとしては、これはいけてない。

 

と、気になった部分がかなりあるのだが、液晶と区別がつかないぐらいの発色できているのだから、これで電子ペーパーらしく、表面加工も映り込みを気にしなくてよいようなものになれば、かなり面白い製品になるんじゃなかろうか。

まずは、たぶん表面のガラスを変えるだけで、かなり印象が違う製品になるだろう。

 

DRよりさらに大きい。持ち運ぶのは無理っぽい。

Flepia1

厚さは、DR とほぼ同じ。

Flepia2

ページ書き換え( 動画 )

 

DR との比較では、大きさがわかりにくいので、大きさ比較の基準になる iLiad と。

Flepia3

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